【職人技】純国産生クリームの独自ブレンド!「味わい深さとキレの良さ」の秘密

洋菓子の魂、サンクドノアの「手づくり」を支えるクリームの哲学

創作洋菓子工房サンクドノアは、1992年の創業以来、尾張名古屋の北東の町、春日井市より全国の皆様へオリジナルスイーツと**”幸せ”をお届けしている工房です。サンクドノアが掲げるのは、一貫した「品質を第一」**とする哲学であり、その手づくりの味わいは「他にはないおいしさ」とご好評をいただいております。

クリームが担う重要な役割

この「他にはないおいしさ」を構成する要素は多岐にわたりますが、中でも洋菓子の印象を決定づける重要な役割を担うのが、クリーム、特にシャンティクリームです。生地の風味、フルーツの酸味や瑞々しさ、これらすべてを包み込み、調和させるのがクリームの役目です。

サンクドノアのスイーツにおいて、クリームは単なる装飾や添え物ではなく、全体の味わいを統合する「接着剤」であり、「指揮者」とも言える存在なのです。

素材哲学とクリーム

サンクドノアの素材への哲学は**「素材はつねに最高のものを…」**であり、美味しいお菓子の基本は素材から始まると考えられています。そのため、使用される生クリームについても、最高の品質を追求するための徹底的なこだわりが凝縮されています。そのこだわりこそが、純国産の生クリームを使用し、脂肪分の異なる数種類の生クリームを独自ブレンドで調合する、サンクドノアの職人技です。

本稿では、この独自ブレンドが生み出す、スイーツにとって理想的な二つの特性、すなわち**「味わい深さ」と「キレの良さ」**の秘密に迫ります。そして、このバランスの取れたクリームが、フルーツなど他の素材との相性抜群である理由を深く掘り下げていきます。


第一章:品質と安全性の基盤—サンクドノアが「純国産」にこだわる理由

サンクドノアのシャンティクリームの基本となる生クリームは、純国産のものが選ばれています。この「純国産」という選択は、単なる産地表示以上の意味を持っています。それは、お客様に安心と安全を提供し、同時に最高の鮮度を維持するための、サンクドノアの品質第一の姿勢の表れです。

厳格な衛生基準のもとでの品質管理

国内で生産される生クリームは、日本の厳格な衛生基準のもとで管理され、製造されています。これにより、品質の安定性が確保され、スイーツの味のブレを防ぐことができます。また、純国産であることは、原乳の段階から製造工程、そして工房への輸送に至るまで、管理体制が明確であり、迅速な流通が可能であることを意味します。

サンクドノアは、単に「国産である」という事実だけでなく、その背景にある品質管理の徹底さを高く評価して、純国産生クリームを採用しているのです。

生クリームの鮮度が味わいに直結

生クリームは非常にデリケートな素材であり、鮮度が味わいに直結します。新鮮な生乳から作られた純国産の生クリームを使用することで、ミルク本来の風味、すなわち「生きた」フレッシュな味わいを最大限に引き出すことができるのです。

生クリームに含まれる乳脂肪は、時間の経過と共に酸化し、風味が損なわれていきます。だからこそ、サンクドノアが尾張名古屋の北東の町、春日井市から全国へ「手づくりの美味しさ」を届ける際、その美味しさの持続性と安定性は、この純国産の基盤によって支えられているのです。

他の高品質素材との相乗効果

さらに、純国産生クリームの選定は、サンクドノアが他の素材においても「最高のものを…」と吟味し使用している姿勢と共通しています。例えば、安心の北海道産の小麦粉や、栄養豊富な牧草で育つ健康な乳牛から生まれる北海道産バター、そして地元愛知周辺から集まるフレッシュな卵といった、国内の高品質な素材群と、この純国産生クリームが連携することで、サンクドノア独自の、信頼できる味わいが完成するのです。


第二章:職人技の核心—脂肪分の異なる「独自ブレンド」の秘密

純国産生クリームを選ぶこと。これは、最高のスタート地点に立つことを意味します。しかし、サンクドノアのシャンティクリームの真の秘密は、その次の工程、すなわち脂肪分の異なる数種類の生クリームを独自ブレンドで調合する職人技にあります。

なぜ複数の生クリームをブレンドするのか

なぜ、単一の生クリームではなく、わざわざ脂肪分の異なる数種類をブレンドする必要があるのでしょうか。その答えは、生クリームの物理的・化学的特性の理解にあります。

生クリームの脂肪分は、その味わいの濃厚さ、口溶け、そして泡立てた際の安定性(保形性)に直接影響します。

高脂肪分クリームと低脂肪分クリームの特性

一般的に、脂肪分が高いほど濃厚でコク深く、口溶けが良いとされますが、同時に重たさやしつこさの原因にもなり得ます。逆に、脂肪分が低いと軽快でキレが良くなりますが、風味や満足感が損なわれる可能性があります。

このジレンマに多くの職人が直面してきましたが、サンクドノアの職人は、このトレードオフの関係を打破するために、長年の経験と洋菓子への深い洞察に基づき、**「独自ブレンド」**を開発しました。

独自ブレンドの構成

1. 高脂肪分クリームの役割

濃厚なミルク感、深いコク、そして口に入れた瞬間の満足感を提供します。これは、クリームに**「味わい深さ」**を与えるための核となる要素です。

高脂肪分クリーム(通常は45~50%の脂肪分)は、舌の上でゆっくりと溶けていく感覚をもたらし、その際にミルク本来の香りを十分に引き出します。

2. 低脂肪分クリームの役割

後味の軽快さ、しつこさの排除、そして全体的なバランスを整える役割を担います。これは、クリームに**「キレの良さ」**を与えるための不可欠な要素です。

低脂肪分クリーム(通常は35~40%の脂肪分)は、素早く溶け、口腔内に留まらず、爽やかな後味をもたらします。

緻密な比率計算による調合

この異なる特性を持つ数種類の生クリームを、サンクドノア独自の比率で調合することで、それぞれの弱点を補い合い、強みを最大限に引き出すことが可能となるのです。

例えば、高脂肪分クリーム60%と低脂肪分クリーム40%といった基本的な配合に、さらに特定の用途に応じた微調整を加えることで、より細かい特性制御を実現しています。

これは、熟練の職人でなければ成し得ない、微妙なバランス感覚と確かな技術の結晶であり、サンクドノアの「手づくり」の美味しさを支える、まさに企業秘密とも言える工程です。


第三章:至高の特性(I)—ブレンドが生み出す「味わい深さ」の探求

独自ブレンドによって生み出される二つの特性のうち、まず特筆すべきは、その**「味わい深さ」**です。

「味わい深さ」とは何か

サンクドノアが目指す「味わい深さ」とは、単に「甘い」や「濃厚」といった表面的なものではありません。それは、口の中に広がるミルク本来の豊かな風味とコク、そしてその満足感が持続することを意味します。

高脂肪分クリームがもたらす豊かな香り

高脂肪分の生クリームが貢献する濃厚さは、口の中でゆっくりと溶けながら、鼻腔を抜けるミルクの香りを豊かにします。この香りは、健康な乳牛から生まれる生乳が原料の北海道産バターの風味と絶妙に連携し、サンクドノアの洋菓子全体の風味の土台を強固なものにします。

香りと風味の相乗効果

生クリームの香りは、単に嗅覚に訴えるだけでなく、味覚にも影響を与えます。私たちが「美味しい」と感じるのは、実は80%以上が香りによるものだという研究結果もあります。サンクドノアのクリームは、この原理を最大限に活用しているのです。

様々なスイーツでの実装

この「味わい深さ」は、サンクドノアのオリジナルスイーツの品質を担保する重要な要素です。例えば、キングオブモンブラン「極」や濃厚ショコラロールといった、クリームや乳製品の風味が主役となる商品において、この深みのある味わいは不可欠です。

独自ブレンドによるクリームは、他の素材、例えばチョコレートやナッツ、あるいは土台となる生地(北海道産小麦粉による「ふんわりしっとり感」を持つ生地)の風味を決して飲み込むことなく、それらの個性を引き立てながら、全体として奥深いハーモニーを奏でます。

記憶に残る美味しさ

この味わい深さがあるからこそ、サンクドノアのスイーツは、お客様から「他にはないおいしさ」と評価され、一度食べたら忘れられない、記憶に残る美味しさを提供できるのです。


第四章:至高の特性(II)—独自ブレンドが実現する「キレの良さ」の秘密

もし、生クリームが濃厚さのみを追求したものであった場合、どれほど美味しくても、大量に、あるいは連続して食べることは難しくなります。特に現代の消費者は、濃厚さと同時に、軽快な口当たりと後味のすっきり感を求めます。

サンクドノアの独自ブレンドは、このニーズに応えるためのもう一つの重要な特性、**「キレの良さ」**を実現しています。

「キレの良さ」を生み出すメカニズム

この「キレの良さ」は、主にブレンドに含まれる低脂肪分クリームの特性と、職人による調合技術によって生み出されます。

1. 重たさの排除

脂肪分の調整により、口の中で溶けやすく、舌に残る脂肪の膜感や重たさが軽減されます。これにより、スイーツ全体が軽やかに感じられ、最後まで飽きることなく楽しめます。

低脂肪分クリームの特性を上手く活用することで、高脂肪分クリームによる濃厚さを保ちながらも、その重さを相殺することができるのです。これは、物理的な脂肪分の削減ではなく、分子レベルでの調整を通じた、より高度な技術なのです。

2. 後味のすっきり感

食べ終わった後に、甘さや脂肪分がしつこく残ることなく、すっきりと引いていく感覚が「キレの良さ」の核心です。この軽快さが、次に食べる一口への期待を高めます。

後味のすっきり感は、脂肪の乳化状態と、クリーム内の水分バランスによって大きく左右されます。サンクドノアの職人は、この複雑な物理化学を完璧に制御しているのです。

二律背反の克服

この**「味わい深さとキレの良さ」**という二律背反する要素を両立させることに、サンクドノアの職人技の真髄があります。

単一の生クリームでは、どちらか一方を追求するともう一方が犠牲になりがちですが、数種類の脂肪分を緻密に計算して独自に調合することで、この理想的なバランスが実現されているのです。

「幸せ」の体験

サンクドノアが全国へお届けしている**”幸せ”**は、このキレの良さによって、重たくなく、爽やかな幸福感として体験されるのです。


第五章:素材間の相乗効果—フルーツなど他の素材との「相性抜群」の理由

サンクドノアの独自ブレンド生クリームの最大の利点は、その優れた調和能力、すなわち**「フルーツなど他の素材との相性抜群」**である点です。

すべての素材が厳選されている

サンクドノアでは、洋菓子の品質を確保するために、すべての素材が厳選されています。フルーツにおいても、毎日、契約の仲卸業者より鮮度・状態のよいものを厳選して仕入れ、産地と品質にこだわった上質な冷凍フルーツも使用しています。

これらの最高品質のフルーツが持つ、自然な甘みや酸味、そして瑞々しさを最大限に引き立てるためには、クリームがそれらの風味を邪魔してはなりません。

フルーツの特性を引き出すクリーム

独自ブレンドによる「キレの良さ」は、フルーツの酸味や繊細な風味を際立たせるために極めて重要な役割を果たします。

1. フルーツの酸味との調和

甘く濃厚なクリームが強すぎると、フレッシュフルーツが持つ心地よい酸味が打ち消されてしまい、全体のバランスが崩れます。しかし、サンクドノアのクリームは「キレが良い」ため、フルーツの酸味をしっかりと受け止めつつ、クリームの濃厚な味わい(味わい深さ)がその酸味を優しく包み込みます。

この調和こそが、フルーツとクリームが互いを引き立てる「相性抜群」の状態なのです。

2. テクスチャのコントラスト

厳選されたフルーツのシャキシャキとした食感や瑞々しさと、独自ブレンドクリームの滑らかで溶けやすい口溶けが、口の中で完璧なコントラストを生み出します。

この食感の対比も、スイーツ全体の満足感を大きく高める要因となっています。

人気商品における実現

サンクドノアの人気商品である山盛りマンゴータルト山盛りイチゴタルトは、このクリームとフルーツの最高の相性を体現しています。山盛りのフルーツの鮮度が、独自ブレンドの純国産生クリームによって一層引き立てられ、食べた人に最高の満足感と軽快な後味を提供するのです。

他の高品質素材との完全な融合

また、フルーツだけでなく、北海道産小麦粉で焼き上げられた程よいふんわりしっとり感のある生地や、風味豊かな北海道産バター、そして衛生工場で割卵されたフレッシュな卵といった、その他の高品質な素材とも、この独自ブレンドクリームは完璧に融合します。

素材間の相乗効果

北海道産の小麦粉がもたらすほのかな香りと、バターの芳醇さ、クリームの深みが、フルーツの瑞々しさと出会うとき、単なる足し算ではない、掛け算の効果を生み出します。

この素材間の相乗効果こそが、サンクドノアが提供する「他にはないおいしさ」の基盤であり、創業時より一貫して工房直送にこだわることで、その品質が維持されているのです。


第六章:季節と職人の知恵—変化する環境への対応

季節による生クリームの変化への対応

純国産の生クリームも、季節による変化を避けることはできません。春から夏への移行期には乳牛の食べる牧草の種類が変わり、生乳の成分も微妙に変化します。同様に、冬場は脂肪分が高まる傾向にあります。

サンクドノアの職人は、この季節による変化を常に察知し、ブレンド比率を微調整しています。これは、気象条件や飼養管理の変化に応じた、正に人間の勘と経験に基づいた、高度な技術なのです。

年間を通じた安定性の確保

このような細やかな対応があってこそ、サンクドノアのスイーツは年間を通じて安定した品質を提供できるのです。お客様は、春に食べても冬に食べても、同じ美味しさを享受できるというのは、実はこのような職人の見えない努力によって支えられているのです。


職人の技術が約束する「幸せ」の味わい

創作洋菓子工房サンクドノアの純国産生クリームの独自ブレンドは、単なる材料の組み合わせではありません。それは、最高の素材を吟味し、そのポテンシャルを最大限に引き出し、お客様へ最高の「幸せ」を届けるという、1992年の創業時からの変わらぬ哲学を具現化したものです。

職人技が生み出す理想のバランス

脂肪分の異なる数種類の純国産生クリームを独自ブレンドで調合するという職人技によって、サンクドノアのシャンティクリームは、**「味わい深さ」と「キレの良さ」**という理想的な二面性を獲得しました。

このバランスの取れたクリームが、フレッシュフルーツなど他の素材との相性抜群のスイーツを生み出し、全国のお客様にご好評いただいております。

未来への誓い

サンクドノアは、これからもこの緻密な職人技と品質第一の姿勢を守り続けます。尾張名古屋の北東の町、春日井市から、オンラインショップや2023年5月26日にOPENしたセルフショップを通じて、手づくりの美味しさと**”幸せ”**をお届けしてまいります。

この「味わい深さとキレの良さ」を両立させたサンクドノアのクリームを、ぜひご賞味ください。


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